中国輸入の全体の流れについて

こんにちは!中国輸入担当の大内です。

 


まずは、国内、輸入、輸出に限らずそもそも転売って何?という人に簡単に説明します。


転売とは、安く買って高く売るというシンプルなビジネスモデルの一つです。


例を挙げるとブックオフなどで中古の商品がAmazonより安く販売されているのを見つけて購入し、Amazonヤフオクなどで販売して利益を得るというのが転売ですね。


仕入れ先、販売先はどこでもいいんです。
安く買って高く売る!ということを転売と呼びます。


では、私がやっている中国輸入とはなんでしょうか?


これは、中国から安く買って、日本で販売して利益を得ることです。


私がメインで行っているのは、中国の工場に自分が企画した商品を製作してもらって、Amazonで販売するという中国輸入OEM販売ですね!
これはもはや転売ではないですね。。。


そのため、初心者の人にとっていきなり上記の方法を実践するにはちょっとハードルが高いと個人的には思ってます。


なので、最初に行うべきは中国で既に販売されている商品を仕入れて、
日本のAmazonで販売するというシンプルなノウハウから始めることをおすすめします。
私も最初はこの中国輸入Amazon転売から始めました。


それでは中国輸入Amazon転売を始めるにあたって、まだ何も知らない人のために全体の流れを今回は説明します。

 

■作業の流れ
●リサーチ→代行業者へ発注→代行業者から見積もり→代行業者へ支払い→代行業者にて商品購入→代行業者から自宅orAmazonFBAへ発送→Amazon商品ページ作成→FBA倉庫→販売開始→在庫補充

大まかな流れはこんな感じです。
一つ一つ解説していきますね。


■リサーチについて

リサーチの具体的な方法については別で教えます。
実際にAmazonで売れている商品を調べて、タオバオやアリババといった中国での買い付け先の値段と比較して利益が出れば仕入れるという作業です。

■肝心の中国での仕入れ先(買い付け先)を以下で解説します。

タオバオ・・・http://world.taobao.com/
→中国のC2Cオンラインショッピングモール。中国現地に住んでいる一般の方が購入するサイトです。1個から注文が可能。

●アリババ・・・https://www.1688.com/
→中国のB2Bサイトです。中国にある工場などと直接取引ができるのでタオバオよりも安い傾向があります。ただし、B2Bサイトですのでロット注文になる場合もあります。


■発注について

発注は代行業者を通して発注をかけます。全て日本語でやりとり可能です。

代行業者とはタオバオやアリババといったサイトでの買い付けを代行し、中国国内の倉庫で荷受け、更には日本への発送までをしてもらう業者のことを代行業者と呼びます。

代行業者選びを失敗すると大変なことになるので、たくさんありすぎて迷う場合には相談してくださいね。


また、代行業者を利用するにあたって勘違いしている方が多いのが、その代行業者に対しお客様意識で接してる人間が非常に多いです。

代行業者はビジネスパートナーといった意識で接していくことをおすすめします。

あまり勘違いした使い方をしていると、二度と使えなくなりますし、中国代行業者は横の繋がりも結構多いので大喧嘩すると他の代行業者も利用できなくなることがあります。

初心者の方は中国の文化などがわからない為に、やっていくと衝撃的なことが多く出てきますが、クレームをつける前にまずは私に相談してください。


■支払いについて

支払い方法は代行業者によっても異なります。

たいていは銀行振り込みorペイパル支払いを選択可能です。

ペイパル支払いに関しては国際送料を含めた全ての支払金額に対し手数料を別途4%ほど取られます。

かなりのコスト増となるため、クレカのポイントがつくことを考えてもまったくおすすめしません。

基本的には銀行振り込みで対応しておくことをおすすめします。


■配送先が自宅orAmazonについて
これはどういうことかというと、Amazonで販売する場合にはAmazonFBAサービスというものをメインで利用していきます。

AmazonFBAについて・・・https://goo.gl/zAnlJD

FBAとはAmazonの倉庫に自社の商品を預けることでAmazonで商品が売れた場合に勝手にAmazon側でお客様へ発送をしてくれるサービスです。

注文1個1個自分で発送する手間を省くためのサービスとなります。

それを代行業者から自宅へ発送してもらってから自分でFBA倉庫に送るのか?代行業者からFBA倉庫へ直接送るのか?を選択します。

本来は中国の代行業者から直接FBA倉庫へ送ったほうが、送料コストを抑えられますし、自分で検品梱包する手間も省けるので、FBA直納がメインとなっていきます。

しかし、最初のうちはタオバオやアリババのどういった店舗で仕入れるとどんなクオリティの商品が届くのか?どれぐらいの割合で粗悪品が混じっているのか?等を感覚的に覚えていただくために自分で検品梱包をしてもらったほうがいいですね。

しばらくは自分で検品梱包、FBA倉庫への納品を行い、慣れてきたらFBA直納に切り替えていきましょう。


■検品梱包、FBA納品するにあたっての準備

自宅で検品や梱包をして、FBA倉庫へ納品するためのマスト品と、あれば望ましいものを紹介しておきます。

●マスト品!
①プリンター、FBA商品ラベルシール

いずれもAmazonFBA販売をするにはなくてはならないものです。
プリンターを何に使うかと言うとFBA倉庫に商品を送る際にはFBA納品設定が必要です。
(FBA納品設定についてわからなければAmazonテクニカルサポートに電話しましょう。すごく丁寧に最初から最後までナビゲートしてくれます。)

納品設定の際にラベルを印刷する必要があるので、FBA商品ラベルシールと白のコピー用紙は準備しておきましょう。

ラベルシールについてもAmazonで「FBA商品ラベルシール」と検索すると専用のラベルシールが出てきますのでそちらから購入することをおすすめします。

必ず必要なものなのにうっかり切らしてしまい、納品が出来ない!ということにならないように常に余分にストックしておきましょう!
また、インク切れでラベル印刷ができないということもよくあります。
常にインクはストックしておいたほうがいいですね。


②エアークッション,OPP袋,ダンボー

こちらは実際の商品を梱包するための梱包資材です。
アパレル商品などは基本的にOPP袋でOKです!

中国のタオバオからも安く購入できるので商品を代行業者へ注文する際についでに注文しておくといいかもしれません。

タオバオで「OPP袋」と検索するとすぐに出てきます。

エアークッションというのはぷちぷちのことですね。

アパレル以外の商品はほぼこれがあればOKです!

ぷちぷちで包んでFBAラベルを貼り付けてFBA倉庫に納品すれば、実際にお客様から注文が入るとその商品をAmazonが段ボールに梱包して発送してくれます。

ダンボールはFBA倉庫へまとめて発送するために必要です。160サイズが望ましいですね。

Amazonなどでも購入できますが、最初のうちはここにコストをかけたくない方も多いかと思います。

近所の酒屋さんやスーパーなどに不要なダンボールをくださいと言えば結構無料でもらえることも多いのでぜひ挑戦してください。

私は人見知りなのでAmazonで購入してました。

160サイズのダンボールに出来るだけ商品を詰め込んで梱包することになりますが、入りきらない場合にまた160サイズのダンボールを使うと送料が高くついてしまうので、100サイズぐらいのダンボールもあわせて用意しておきましょう!

補足ですが、セロハンテープとガムテープももちろんストックしておきましょう。

うっかり補充し忘れるてるとコンビニまで買いにいくことになります。


●あれば望ましいもの

①撮影BOX,デジカメ
まず、商品ページを作成するために必要なものは商品写真です。
綺麗な写真を撮影し、他社と差別化をすることでより売り上げを上げていくことが出来るので撮影BOXとデジカメを用意して自身で写真撮影するのはありです。

タオバオやアリババの画像を少し加工してそのまま商品ページに掲載してもいいですが、著作権の関係で特に注意は受けませんが本来はグレーです。
やる場合には自己責任でお願いします。

ある程度の売り上げがたってきたら、商品の写真撮影や加工をすべて業者へ任せます。
コストがかかるので初めのうちはおすすめしません。

ですので、必ずしも自分で写真を撮影する必要はないのですが、たまにタオバオやアリババから使いまわしできる画像がない、もしくは少ない場合があります。

そんな時は自分で写真撮影しないとその商品ページを作ることができないために、あれば望ましいものとなります。

また、タオバオの画像を使うよりも自分で写真撮影しておくことで相乗りされにくくなります。

ちなみに撮影BOXはAmazonで「撮影BOX」と検索するとたくさん出てきます。
おすすめはLED照明と背景画用紙がセットになっているものです。


全体の流れとしては以上です。
少しでも引っかかる点はそのままにせずにググったり、質問したりしてしっかりと解消してくださいね。